翔の会

翔の会Today

[リレーコラム] VOL.067

~「根っ子」~

総務部 施設長

海野 太志(うんの ふとし)

「翔の会に入職して今年でもう16年が過ぎました。入道雲で7年、鬼瓦で3年そして総務に配属になったわけですが、振り返って見ると、月並みなようですが、本当にあっと言う間に過ぎていった気がします。自分は成長したのだろうか、成長したのは体重と白髪の数だけではなかろうか、と日々仕事への反省と体脂肪率が気になる毎日の私ですが、それでも今まで仕事をしてきた事で大事だと感じられた事があり、その一つをここで書ければと思っています。
 支援していく上で、重要だなと感じる言葉、それは「根拠」という言葉です。
それぞれの漢字の持つ意味を辞書で調べてみると、「根」には、物事に飽きず耐えうる力とか、作用を起こす力という意味があり、「拠」には、頼りとなる足場、よりどころという意味があるそうです。この2つの漢字を合せる事で成り立つ「根拠」という言葉には、存在の理由とか、ある言動のよりどころという意味があるようです。
これを自分の仕事に当てはめてみるとどうなるのでしょう。やはり、支援にも根拠が必要だと考えます。何故この支援をしているのか、その支援は必要なのか、その方法や方向は本人のために考えられたものなのか、そしてそこには本人の意思や願いが含まれているのか。やはり、みんなでぶれない支援をするためにもこういった根っ子は必要と感じます。
 また、新しく何かを始めるときはしっかりとした根拠をもったつもりでも、年月が経ち人が変わっていく内に、根拠の所在が薄れていくことも多々あります。だから支援には振り返りが必要で、根っ子が枯れていないかチェックする事が必要なのでしょう。
 そうはいっても、実際現場に出ると、時に冷静さがかけてしまいそうになる事もしばしばあります。しかし、どこかでしっかりと踏みとどまれなければいけません。踏みとどまれる根っ子を自分自身にも生やしていなければいけないと感じます。
 丈夫で良い根を張るためには自分ひとりで考えず、人の意見や考えに耳を傾け、皆で考え皆で支えていける職場環境などの肥料も大事だと思っています。
 モチベーションやサービスの質が少しずつでも向上していけるように、皆さんと強い根を張るために、皆さんと共に歩んでいきたいと思います。

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